大学では会話が続かないと致命的?

会話が続かない人を能力のない人として見下す人が多いように見える。特に学生とかは内面的なものより会話を重視する傾向にある。

しかし、その人の人柄を見る上で会話がそれほど重要な項目なのだろうか。

会話が続かないのを嫌がる人もいるけど、では嫌いになるかと言えばそうではない(人によるが)。

 

喋るのが下手で思い悩む必要はないと思う。

 

生きてると、「この人とは絶対会話いたくない!」という嫌な雰囲気を出す人もいる。

会話が苦手で悩む人っていうのは全然そんな雰囲気出してないし、むしろ話しかけやすい。

 

人として大切なことは人柄、人の良さなので、例えば大学に入って友達ができないってだけでそこまで悩むことではないと思う。

 

大学では高校までと違ってクラスがないのでそもそも友達を作るのは難しいし、授業とか休み時間は基本的に一人の方が多い。

 

小中高で友達がいたんならそれは君の人柄が良かったってこと。

 

長期的な付き合いで内面を見てもらって、それで友達になったのだから、大学に入って友達がいなくてもなんら問題ない。

 

もうちょっと本質的なもの、自分の人の良さに気付いた方が気持ちも楽だし、何よりそこが重要だと思う。

発達障害として生きることにしました

ブログ初投稿となりますが、投稿のきっかけはタイトルにある通り自分が発達障害であることを受け入れ、発達障害として生きることに決めたことです。

 

世にいる人の大半は「普通の人」ですが、たまに「変わった人」が混じっています。

そういった「変わった人」が社会の中心とずれているがために批判を受けたり、あらぬ誤解を受けてしまうことが多々あると思います。

 

僕は、人の話が理解できず、場の空気が読めず、言葉が拙く、会話がぎこちなく、言葉の裏が分からず、社会の慣習が理解できず、そして他者と物の感じ方が異なります。

 

自分はダメな奴なんだ、みんなから嫌わる運命なんだと自分の存在自体を否定していました。

 

僕が他とちょっと変わっていることは最近になってからのことではなく、

幼い頃から周囲の反応とずれていることが自分でも分かっていたし、友達からもよく、「変わってるね」と言われていました。

 

具体的に障害であると気づいたのは高校生くらいことです。

テレビで発達障害の特集があり、自分の特徴が発達障害の特徴とよく当てはまっていたので、「ああ、発達障害かな」と思うようになりました。

このときは特に問題とは思ってなかったので誰にも言わずそのまましばらく放置していました。

 

実際に専門医に診てもらったのは大学3年生の春のことです。受診しようと決心したきっかけは、飲み屋で友人から言われたこと。

この友人は優しさに溢れていて、今まで僕のおかしな言動をいつも笑いに変えてくれていました。

しかしこの日は、僕の、人をイライラさせる言葉や振る舞いに怒りを感じており、「お前は人の気持ちも理解できない」と強く言われました。

言われたことはこれだけではないのですが、この一言が心に強く突き刺さりました。

 

人を困らせたくて空気の読めない言動をしているわけでないのに、なぜ僕が悪者にならなければいけないのか、モヤモヤがしばらく続きました。

 

ふと、「そういえば俺って障害かもな」と思い、インターネットで発達障害について調べることにしました。

 

そうすると、発達障害の中でも「自閉症スペクトラム」がよくに当てはまっていて、「よし受診しよう」と決心しました。

 

受診するにあたり、自分の特徴や過去の言動などをまとめたもの作成し、医者に提出しました。

診てもらったところ「自閉症スペクトラム障害の兆候があります」という風に告げられました。

診断してくださった先生は、発達障害は"個性"の一つだから単純に障害というレッテルを張ることは良くないという考えだったので特に診断書はもらいませんでしたが、

 

これがきっかけで今までのモヤモヤが晴れ、自分という人間を改めて理解できたと思います。

 

自分はみんなと違うからダメな奴なんだ、どうしようもない奴なんだと今まで自分をせめていましたが、

それが生まれつきの脳の個性だと分かって、気持ちがスッキリしました。

 

「社会の中心とずれていることで成功する人もいる。まずはネガティブになっちゃだめだ」と言われ、

今は前向きに、個性を大事にしたいという気持ちが大きいです。

 

 

世の中には他者と気持ちが通じ合えなくて悩んでいる人がたくさんいると思います。それはあなたが悪いのではなく、個性なのです。

生物学的にも、みんな違って当たり前です。あなたが変わっているのは、単なる程度の問題で、他者から理解されないからって自分を攻めてはいけません。

 

人と価値観が違うからって劣っているとは思わず、まずは前向きになってほしいと思います。

 

僕は今、自分が障害であることがわかったことで、他者と違って当たり前なんだ、そして何よりこの個性を大事にしようと思いました。

 

この記事が誰かが前向きに生きるためのお役に立てればと思います。